運動不足解消! 30代から始めるボウリングのススメ!

2017年11月20日運動30代から始める運動のススメ,ボウリング,運動運動,ボウリング,運動

お腹の脂肪が気になりだす30代。
ちゃんと運動してますか?

もうすぐ冬だからお腹も隠せばいいなんて思っていますよね。ですが考えてもみてください。隠した服の下にある本当の姿を…

冬は温泉の季節です。年末年始、温泉旅行なんて人も多いことでしょう。しかし待ってください。あなたはそのお腹を、同僚や彼氏彼女に見せつけるつもりですか?

「腹ぷよぷよじゃん。キモーい」
「○○さんて着痩せぷよぷよですね」
「君のアダ名は明日からぷよぷよだ」

ぷよぷよの大合唱です。
あなたのアダ名は明日からぷよぷよです。どっかのダンスパフォーマンス集団みたいに真っ黒でムキムキになるまで永遠にです。私なら我慢ができません。退職します。という訳で、『30歳を過ぎてからも始められるスポーツ』、今回はボウリングだ!

30を過ぎてからなぜボウリング?

「ボウリングって年寄りくさい」
「一人でやりたくない」
「近くにボウリング場がない」
「お金かかる」

確かに言い得て妙です。しかし考えてもみてください。あなたはもう20代ではありません。30代ならば、そろそろ落ち着いても良い年頃です。ボウリングをしていても何ら違和感はありません。それなのにお腹はぷよぷよです。

始めるハードルは低い、比較的安価、誰でもできる、何よりゲーム性があり面白い。長続きする要素としては揃っています。何より激しい運動ではないため、怪我のリスクがありません30代以降に始めるスポーツにおいて怪我のリスクは重要です。張り切って大怪我でもしようものなら生活が滞ってしまいます。

ですが、まだ納得いかない方もいることでしょう。

・ボウリングが運動?
・ボウリングって痩せるの?
・近くにボウリング場がない

ボウリングはれっきとしたスポーツです。しっかりと意識をもって行えば、確実に痩せます。ご心配はいりません。なお、近くにボウリング場がなければ、確かに難しいでしょう。ならばこちらなどいかがでしょうか? 痩せる方法は一つではありません。

それではここで16世紀のイギリス哲学者、フランシス・ベーコンのありがたいお言葉を紹介してみましょう。

『人生は道路のようなものだ。一番の近道は、たいてい一番悪い道だ』

健康な体を手に入れたいんですよね?
なら茨の道でも進んでみましょう。……大して茨の道でもない気はしますが。

ただし注意が1点。
・ボウリングは多少のお金がかかる
当然ですが、ボウリングは無料ではできません。運動には沢山種類がありますので、よろしければこちらも参考にしてみてくださいね♪

 

では本編にいってみましょう!

ボウリングのここが凄い! 健康に繋がるポイント3つ

誰でも一度は経験のあるボウリング。友人や家族で2,3ゲームやって遊ぶくらいのイメージでしょうか。しかし思い出してみてください。続けて3ゲームもプレイすると、意外に疲れませんでしたか?
健康的な運動には、その多少の疲れというのは重要なポイントです。疲れは少なくとも体を動かしたサインです。

そこで私がボウリングをオススメするポイントは3つ。まとめると以下のようになります。

1.ボウリングは有酸素運動である
2.ボウリングは筋力トレーニングになる
3.ボウリングはストレス解消になる

ここからは3つのポイントについて説明したいと思います♪

1.ボウリングは有酸素運動である

そのゆったりとした動作からは想像できないかもしれませんが、ボウリングは、れっきとした有酸素運動です。

太極拳やゴルフなどと同様に、ゆっくりとした動作を伴う行動には局所的な筋肉運動が求められます。それはボウリングも同様で、アドレスからプッシュアウェイ(ボールを前に出す動作)、ステップ、リリースまでをきっちりこなした場合、それなりの負荷をかけることができます。何よりボールという負荷を腕に持ち、それをゆっくりとはいえ投げるのですから、運動としての効果は大きなものとなります。

ボウリングは運動の強度別に当てはめた場合、ウォーキングと同等の低強度運動に属する運動なのですが、その消費カロリーはウォーキングより大きいとされています。横浜市立大の村松教授らが行った実験によるとボウリングを3ゲーム実施した場合の消費カロリーは筋力の多い者ならば210kcal程度、そうでない場合も100~200kcalの消費が期待できるとされています。また排出脂肪の量も計算されており、おおよそ6~12g程度を減らせるのだとか。1ゲームが15分と考えれば、約45分でこれだけ消費が可能となります。教授はボウリングとメンタルの影響などに関しても発表しているので、興味があれば著書等を読んでみても楽しめるかもしれません。

水泳などのように大きなカロリー消費は期待できず、ダイエット効果としてはウォーキングとさほど変わりはありませんが、何より大袈裟な動きなく行えるのはメリットです。

2.ボウリングは筋力強化になる

実際にボウリングをやったことがある方ならわかりますよね?
ボールの重さにもよりますが、ボウリングは適度な加重と下半身の安定が何よりも重要です。

ボウリングは正しい姿勢を身につけなくては上手くいきません。アドレス、プッシュアウェイ、ステップ、リリース。これらを利き腕にボールを乗せ、一定間隔で行うには、ある程度の筋力が求められ、筋力トレーニングとしての効果が見込めます。

また、可能であれば、利き腕だけでなく両腕で試してみると良いでしょう。余談ではありますが、最近では両投げのプロボウラーが沢山います。何より力やカーブに掛けられるエネルギー利点も大きく、理にかなっているのだとか。健康的な体にはバランスが必要です。野球のダルビッシュ有選手などもそうですが、左右対称動作を行うことで体のバランスを保っている例も数多くあります。筋力トレーニングの一貫として実施してみるのも良いかもしれませんね♪

3.ボウリングのストレス解消効果

想像してみてください。自分の投げたボールが全てのピンを倒す絵を。実行し何かを達成すると、そこにはストレスを解消する効果があります。ボウリングはまさにうってつけのストレス解消効果を持っています。

なによりボウリングは性別、年齢、身長、体重、その他様々な要素を“問わない"スポーツとして有名です。スポーツとしてのボウリングを取り扱った研究によると、ボウリングは年齢や性別に関わらず同等の競争が可能であることが証明されています(※1)相手が若いからといって、"何のメリットもない"という意味です。歳をとっていても、若い相手を完封することができる。これほど爽快なことはありません。

また、精神心理機能にも沢山の効果があるとされ、低強度運動に属するボウリングは、うつや不安を抑える有酸素運動として認められています(※2)。挙げればキリがないほど効果が実証されています。

また、その面白さは言わずもがなだと思います。
ボウリング場は、あなたの街にも1つはあると思います。近くにある方は、一度やってみてください。

まとめ

今回は30歳から始めるスポーツとしてボウリングを紹介しました。

初期投資として多少のお金はかかりますが、生涯スポーツとしては、とても有名なスポーツです。何より70歳でも20歳でもハンデなく勝負できるスポーツは、そう多くありません。本当にオススメです。

まとめとしては

1.ボウリングは全身の筋肉をゆっくりと使う有酸素運動だ!
2.日頃の運動不足で減ってしまった筋力を取り戻せる
3.ピンを倒す爽快感と適度な運動効果でストレス解消

健康の全ては一歩から!
皆さんも健康への一歩をボウリングから始めてみませんか?

参考文献

※1:Tan,B.,Aziz,A.R.,& Chuan,T.K.(2000). Correlations between physiological parameters and performance in elite ten-pin bowlers. Journal of science and medicine in sport,3(2),176-185.
※2:Ledwidge,B.(1980). Run for your mind: Aerobic exercise as a means of alleviating anxiety and depression. Canadian Journal of Behavioural Science/Revue canadienne des sciences du comportement,12(2),126.