女性は50歳を過ぎるとメタボリックシンドロームになりやすい? メタボ最新事情!

食事ナッツ, ビタミンD, メタボリックシンドローム, 大豆, 野菜

お久しぶりです。健康ちゃんです。

今回は全ての人にとっての天敵、『メタボリックシンドローム』の最新事情について紹介してみたいと思います。

メタボリックシンドロームとは?

まずは概要です。

メタボリックシンドローム(英: Metabolic syndrome)とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上の症状が一度に出ている状態をいう。(Wikipediaより引用)

概要はシンプルです。内臓脂肪型肥満で高血糖・高血圧・脂質異常症を2つ以上の症状があれば、メタボリックシンドロームと呼ばれるということ。いわゆる総称ですね。日本で主に呼ばれる『メタボ』は、メタボリックシンドロームの”予備軍”。無視すれば「メタボリックシンドロームになりますよ」という指針として使われていることが多いです。まあ、該当する人も多いと思いますが^^;

心血管疾患と糖尿病の大きな原因として言われているメタボリックシンドロームですが、実は女性が陥りやすい疾患だと知っていますか? 世間的には成人男性の大きなお腹ばかりが取り沙汰されていますが、実は50歳を過ぎた女性のリスクが圧倒的に高いことが最近の統計でわかっています。

メタボリックシンドロームの最新事情

まず前置きです。
実はメタボリックシンドロームは定義に関してずっと議論が続いています。メタボはいわゆる総称なので、診断基準等の線引が曖昧で、かつ個人差や医学的な根拠、それらに加えて、どう診断するかも決まっていません。男性で40%強、女性で50%が該当するにも関わらず、メタボリックシンドロームであるという診断は困難とされています。と、まあ本来はそんな前提もあるのですが、ここでは一般的な前提条件に属する方々の最新情報とさせていただきます。

その上で、最近明らかになったメタボの分布マップを紹介します。男性は50歳前後で最もリスクが高いが、女性は男性と異なり70歳前後のリスクが最も高いことがわかりました。さらに重要なことに、女性は43歳まで男性と比較してメタボであるリスクは顕著に低いが、50歳を超えたところで脆弱性が増すとのこと。詳細なデータはこちらをご覧ください。

これはお隣、中国で発表されたメタボの診断データを元に2017年9月に発表された最新のデータです。食生活の近い(多少の差はありますが…)アジア圏でのデータ、かつ経済発展目覚ましい国のため、ある程度日本に置き換えることも可能かと思います。

まず男性側の要因として言われているのは、働き盛りの30~50歳に掛けての社会的圧力やストレスなんだとか。食生活や代謝の良さから若年層のメタボ率は低いものの、それらが落ち始める30から身体は急激にメタボ化が進むと。まさに日本と同じです。しかし子育てや仕事のストレスから徐々に開放される男性は、50を境にメタボ率が下降するのだそう。しかし女性はそこから一気に男性を逆転し、70歳をピークに上がり続けます。(引用はこちら)

女性も若い時代はダイエットや節制した食生活に気を使うのですが、それが歳を重ねるうちに、子供は独立し、偏りがちな食生活に陥る可能性が高いと…… それをアリアリとデータが語っています。食生活の偏りなどはもう顕著で、果物、肉、豆類の分布が大きく異なります。

若いうちは体型を気にしていたけど、40代を境に手を抜き堕落する。なんということか、どこの国も同じみたいです。しかも50、60を過ぎてからは旦那も仕事を退職し、毎日家にいます。ずっと仕事に出ていた夫がずっと家にいる。これは主婦にとって多大なストレスです。男性の30~50代と逆の現象が女性に襲いかかるのがデータに映し出されます。それはもう見たまんまに。
熟年離婚が多いのは、こういったデータを見るだけでも明らかです。女性は健康を保つため、『本能的に』家を出るんです。そこにいては健康を保てないとわかってしまうからです。残念です。

世の45歳を過ぎた男性は、無関心にならず、奥さんと一緒に食生活や運動を心がけてください。『忙しいから』なんてのはただの言い訳です。生きてる以上、みんな忙しいのは同じです。せっかくの機会ですし、少し生活を変えてみてはいかがでしょうか。でないと、……捨てられますよ。

最新のメタボリックシンドローム予防は?

メタボについては、世界でも毎日のように新しい情報が発信されています。ここでは最新の研究結果を4つ、紹介いたします。

1.ナッツ類が基礎代謝を上げる
2.大豆および大豆食品がコレステロールを下げる
3.ビタミンD状態はメタボリックシンドロームと逆相関する
4.食物繊維の摂取率はメタボリックシンドローム発症リスクと相関する

それでは4項目を簡単に。

1.ナッツ類がメタボ予防になる?

ナッツ類が基礎代謝率、コレステロール値を下げる要素があることを、2016年スウェーデンの研究チームが発表しました(詳細はこちら)。
果物とナッツ類で余分なカロリーを摂取させ2ヶ月後のデータを比較したもので、果物に比べ、ナッツ類では基礎代謝率が上がり、αコレステロール値が下がったのだとか。これまでフルーツは栄養素の健康源とされてきていましたが、糖含量が高いことから、代替物としてナッツ類がより良い効果を持っている可能性があるそうです。

お腹を満たすために選択するならば、果物よりナッツを選択してみてはどうでしょうか?

2.大豆および大豆食品がメタボ予防になる?

17年10月に発表された論文によると、大豆、および大豆食品を食べることによってインスリン分泌性、抗エストロゲン性、抗増殖性、抗酸化性、抗炎症、およびコレステロール低下効果が見られたそうです。(詳細はこちら)

食べるだけで良いなら、これ以上簡単なことはありません。日本は大豆を使った料理が沢山あります。それらを意図的に食べるだけで、これだけの効果を得られるのならば、試す価値はあるかもしれませんね♪

3.ビタミンDを多く取っている人はメタボになりにくい?

内臓肥満者と非内臓肥満者を比べた時、血清中のビタミンD濃度が肥満者とそうでない人の間で逆相関したと、17年10月イタリアのインプレブリア大学が発表しました。
日頃からビタミンDを多く摂取している人は、メタボリックシンドロームに相当する人と比べ割合が少ないのだそう。こちらも日々の生活で気をつけることが可能なので、試す価値はありそうですね

4.食物繊維を多く取っている人はメタボになりにくい?

こちらも2017年10月、28,241人を対象に行なった調査により、繊維消費とメタボリックシンドロームの有病率との間に相関関係があることがわかりました。(詳細はこちら)

これまでも野菜を多く食べている人ほどメタボになりにくいと言われていましたが、一貫性のない知見が多く信憑性に欠けるとされていましたが、ランダムなモデルを用いて統計を取り95%の相関関係がとれたとのこと。稀に食物繊維は意味がないなどとする文献を目にすることもありますが、統計学を前にすると、とても私には意味がないとは言えません。

まとめ

簡単でしたが、2017年現在のメタボリックシンドロームについて触れてみました。いかがだったでしょうか?

まとめはこちら。

1.男性は30~50歳、女性は50~70歳にメタボリックシンドロームのリスクが増える
2.男性と女性ではリスクの時期が異なるため、それぞれが理解し事前対策することが大事
3.ナッツ類、野菜、大豆、ビタミンDを効率的に摂取し、メタボを予防しよう!

こんなところでしょうか。
メタボリックシンドロームは、既に国民病となりつつある課題です。欧米や欧州に比べ、日本人はメタボリックシンドロームになりやすい人種とされています。欧米化する食生活や乱れた生活習慣は、メタボリックシンドロームに直結します。夫婦間や親子間で、それぞれの健康に関して話し合ってみるのも良い機会かもしれませんね♪

健康は意識から!
あなたも今日から健康、はじめてみませんか?