【運動をする前に】体の『柔軟性』と『体幹』を考えてみよう

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運動は何も考えず、漠然とやれば良い。
恐らくこんなことを考えている人はいないと思います。

ですが反対に、どこに気をつけ、どこに注目して行うかを知っている人は多くありません。皆さんはどうでしょうか?

プロのスポーツ選手やそれを目指す方々が、近年とても重要視するようになった『体幹』という言葉を知っているでしょうか。そしてもう一つ、『柔軟性』という言葉です。

柔軟で、かつ鍛えられた体幹を自由に使うことができれば、恐らくは身体能力の向上や体の安定性が増すことでしょう。それは運動を行う上での効果も増すことを意味します。

今回は、この『体幹』『柔軟性』という2点を、健康とつなげて考えてみたいと思います♪

『柔軟性』と『体幹』とは何か?

プロスポーツ選手の特集などでも見聞きする機会の増えた二つの言葉。

でも日頃運動をしない方には、まだまだ聞き慣れない言葉だと思います。まずは簡単な説明をしてみましょう。

『柔軟性』とは?

Rathbomeいわく。
身体の固くなった子供は例外なく関節の柔軟性において制限をもっている

LaSalleいわく。
諸関節を正常な範囲にまで動かす能力である

McCueいわく。
節合部または関節において達成することができる運動の量。または関節群の使用によって行なうことのできる運動の量である

斉藤一男いわく。
運動に関与するすべての筋肉が柔軟でありそれぞれの関節のもつ生理的運動範囲の最大限が獲得せられるということが、とりもなおさず全身が柔軟であること
(※健常者の柔軟性に関する衛生学的研究 大山良徳 参照)

簡単に言うと、関節が柔らかく全身の筋肉も柔軟である、だって。そのまんまです。いわゆる運動不足で体の硬いお父さんと正反対のイメージですね。では次。

『体幹』とは?

一般的に胴体のことをさし、頭と首と手足(上肢, 下肢)を除いた部分。

ですが、ここで言う体幹は、少々付け加えられた意味を持っています。

身体質量の約半数を占め、様々な動作の要になると言われており、体幹と言われる部分に含まれる筋群は『体幹筋』と総称され、広背筋、腹斜筋、腹直筋、大殿筋などに加え、肩関節や股関節周りの筋群(前鋸筋、腸腰筋など)、および脊柱および骨盤周りの深層筋群(棘間筋、骨盤底筋など)をさす。
(※「体幹トレーニング」に関する若年者の認識について 参照)

こちらも簡単に言うと、動作に必要となる筋群の総称、とでもしておきましょうか。

いわゆる、立つ、座る、歩く、走るといった、普通に生活する上で最も必要となる部分についた筋肉のことですね。これらのバランスを整え、スムーズに動きやすくしてやるトレーニングが、一般的によく言われる『体幹トレーニング』というものです。

『柔軟性』と『体幹』を鍛えることが健康につながる理由

今回は柔軟性を高めるストレッチや、体幹を鍛えるトレーニングといった個別のトレーニングに関してではなく、これらが”どう健康につながるか”を考えます。ストレッチの内容や、トレーニングの内容については、おいおい追加していく予定です。

それでは、
まず前提として、健康な生活を想像してみてください。あなたが想像する健康な姿に、きっとこんな人はいないはずです。

  • 目の使いすぎで肩こりがひどい
  • デスクワークで固まった首が回らない
  • パソコンの使いすぎで手首が…
  • 腰が痛くて歩くのも辛い
  • 季節の変わり目に膝が痛む

これは一般的な方々が陥りやすい基本的な疾患です。肩こり、首痛、腱鞘炎、腰痛、膝痛はすでに国民病と言っても良いでしょう。そして、そのどれもが加齢につれ痛みを増していきます

首はストレートネック、背は湾曲、手は力が入らない。立ち上がるだけで腰に痛みが走り、階段を上がるだけで膝に激痛が…。

考えるだけで苦痛です。
これでは運動をしたいと思ってもできません。そして、とても不健康です。私の敵です。

しかし安心してください。
この悩みを解決してくれるもの。

それが『柔軟性』『体幹』なんです。

 

と、ここで一つ私の持論を言わせていただきます。
健康には、『突出した力や瞬発力、目で見てわかるほど鍛えられた筋肉、絞りに絞り込んで作り上げた美しい体』不要です。

これらは、健康のずっと先にある『特化した完成品』です。健康とは一切ベクトルが異なります。むしろやり過ぎれば健康を害します。

運動後、目に見える大きな筋肉をつけるため、プロテインを毎回摂取する。確かにこれは、筋肉やダイエットのためには良いでしょう。しかし内臓的な話をしてしまえば全く健康的ではありません。美しさのために健康を一部諦めてしまっています。

ですから、私はこれを健康とは呼びません。これらは目的が違うのです。『痩せる』や『筋力をつける』というのは、健康的ではあるかもしれませんが、本来の「健康」とは少々意味が異なるんですね。

 

さて、コンセプトも知っていただけたと思いますので、話を戻します。

大きな負担を掛けず、日常に耐えられる体を手に入れるにはどんな方法があるだろう。そこにピッタリと当てはまるのが、『柔軟性』と『体幹』を鍛えることなんですね。

 

まず重要な点として、
これらを鍛えるのに、激しい動きや、大きな力はいらないということ。

『柔軟性』は筋力の柔らかさや関節の可動域を広げるのが目的ですから、ゆっくりとしたストレッチが主になります。大きな負荷を掛けず、お年寄りの方々でも手軽に行うことができます。

『体幹』を鍛える場合も、自重を主にした筋力トレーニングとなります。特殊な器具も必要なく、誰でも簡単に行えるのが利点です。

慢性的な体の痛みや劣化は、主に筋力の低下や幹部の使いすぎから起こります。

肩こり・首痛・姿勢の崩れは先に挙げた体幹部の衰えから、腰痛・膝痛・腱鞘炎は筋力の衰えや患部の経年劣化から起こりますが、これらも患部を筋力で補えることがわかっています。
膝や腰などは顕著で、周囲の筋肉を鍛えることにより痛みが和らぐことが実証されています。また、筋量の増加は消費カロリーの増加に直結するため、さらなる相乗効果も期待できます。

さらに体幹の機能向上は、呼吸器に影響を及ぼすこともわかっています。正しい呼吸を行えば、運動効果も必然的に上がり、さらには体に取り込む酸素量も増すため、内臓的な効果も得られるでしょう。

まとめ

今回は『柔軟性』と『体幹』について書いてみました。しかし健康につながる重要性には触れましたが、肝心のトレーニングやストレッチの中身については触れていません。

関わる項目が多すぎるため、今後おいおい追加していく予定です。

まとめとしては、

『柔軟性』と『体幹』は、健康な生活を送るために必要不可欠なもの。

とでもしておきましょうか。

健康は意識から!
あなたも今日から健康、はじめてみませんか?