きっとみんなも覚えがある。職場で起こりやすい不健康ポイント12選!

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室内イメージ一般的なサラリーマンならば、1日の約1/3の時間を職場を含む出先で過ごすことになります。唐突ですが質問です。

「あなたは職場でこんな不健康な経験がありませんか?」

そんな漠然と言われても…と聞こえてきそうですが、これから一つずつ確認してみてください。きっとあなたも気になる点があるはずですよ♪

不健康になりがちなポイントは数多くある

ポイント!あなたの身の回りでも不健康なポイントは数多く存在しているはずです。不規則な生活やストレスに始まり、体に不調を及ぼす原因は様々です。勿論それは職場にも数多く存在します。ここから挙げるのは、一般的な不健康に陥りがちのパターンや見落としがちなポイントです。あなたもいくつ該当しているか数えてみてください。もしその数が多いのならば、自ら動いて環境を変える必要があるかもしれません!

健康ちゃんが示す12個の不健康ポイント!

1.拘束時間が長い
2.精神的苦痛が大きい
3.健康関連イベントが希薄
4.動かない時間が長時間になりやすい
5.食事環境が悪い
6.喫煙のルールが緩い
7.離職率が高い
8.周囲に太っている人が多い
9.社員の数が少ない
10.職場関係の通気性が低い
11.職場が遠い
12.職場安全度が低い

拘束時間が長い

時計のイメージ残業時間の削減が叫ばれる昨今ですが、だからといって皆さんの労働環境にすぐ反映される訳ではありません。何より長時間労働に晒される方は数多くおり、職場に長時間拘束されるパターンは数え切れません。そうなると崩れるものは生活リズムですそして生活のリズムが崩れる中で最も影響を受けるのが睡眠です。長時間労働に置かれると、人は必然的に睡眠時間が切迫し不健康となります。今さら説明する理由もありませんね^^;
睡眠は当ブログの主題軸となっており、これまでにも様々な不健康ポイントを紹介しております。よろしければそちらをご覧ください♪

◆睡眠不足がもたらす様々な問題
 → 睡眠不足は糖尿病への近道だ!
 → 睡眠不足は脳卒中リスクを拡大する!
 → 睡眠不足は金縛りも起こします
 → 睡眠不足は長寿の天敵です

◆睡眠を見直したい方は…
 → まずは概日リズムを理解しよう!
 → ビタミンB12、正しく摂っていますか?

精神的苦痛が大きい

困った子犬不健康の大きな原因となるポイントとして大きく挙げられる項目の一つがストレスです。目に見えない項目であり、個人差のある部分のため度々見逃され問題となることが多いポイントですが、ストレスを伴う日常は不健康の大きなポイントです。

まず大きな特徴として、ストレスは雪だるま式に積み重なっていくという点があります。言うなれば、解消しない限り延々と増え続け、最後にはあなたの体を壊します。毎日鬱々と生活していれば、必ずどこかで体を壊すということです。ストレスの許容量は各個人で違うとも言われますが、だからといって必ずどこかで破綻します。ストレスを日常的に解消する、もしくは溜めない職場空間を作らなければなりません。仕事ですから、少なからずプレッシャーや締め付けはあるでしょう。でしたらイライラを解消するポイントを作ることです。日常的に解消することで、精神的安定は保たれます。

ただし一点注意。
アルコールや煙草での発散は問題外です。

◆アルコールや煙草の何が悪いのか。その他詳細はコチラをご覧ください。
 → ストレスは新たなストレスを生む!?
 → ストレスは睡眠の質を老人に変える!
 → 脳はストレスにとても弱いのです…

健康関連イベントが希薄

ドクターチェック!健康診断や人間ドック、一般的な会社の正社員ならばあるはずのこれら環境も、労働環境が悪ければ見落としがちになるポイントです。非正規やアルバイトなどの環境下にあると、人は健康管理の方法が減り、不健康に陥りやすい原因となります。また企業によっては健康促進のイベントを行っている場合も多く、職場環境が悪ければ健康環境は差がつくばかり。年間の健康関連イベントが健康診断しかないというあなた。残念ながら希薄な職場にいると自覚し、自ら行動する必要があると認識することが重要です。

また非正規やアルバイトの方などは、地域にもよりますが特定健診をワンコイン(500円等)で行うサービスも数多く存在します。気になる方はお住まいの市町村HPをご覧ください。意外に知られていないのが残念ですが、覚えておいて損はありませんよ♪

動かない時間が長時間になりやすい

肩こりが辛い座っている時間が長時間になる人ほど寿命が縮まるのは有名な話ですが、体を動かさないのも同じくらい健康にとってマイナスとなります。背中~腰痛の悪化など動かないことによるデメリットは意外に多く、有名なものではエコノミークラス症候群なども。一箇所に留まることのデメリットはあなたが思っている以上に不健康であることを知るべきです。

少なくとも2時間に1度、できれば30分に1度は立ち上がり、足の筋肉を動かすことをオススメします。人間の筋肉はおへそのあたりから下に7割程度が集中していると言われているため、少しでも筋肉を動かし血流を改善するには歩くのが最も簡単な方法です。職場であまりウロウロするのはいらぬ噂の元になりそうですが、職場での健康維持は自衛が基本です。なるべく固まった時間を減らし、体をほぐす努力をしましょう♪

◆エコノミークラス症候群って?
 → 実は全員なるわけじゃない!?

食事環境が悪い

偏った食事食事は個人の裁量に任されることが多いですが、ある企業などでは社員へ向けて健康的な食事を提供するため栄養士監修のメニューに従った料理が提供されていたりします。しかしそんな恵まれた環境はほとんどの方には無関係の話。適当に購入した食べ物や持参した弁当などに頼っている方がほとんどでしょう。

しかし男性などは特に偏った食事メニューになりがちです。誰かが見ている訳でもありませんから、毎日自由に食べてしまいカロリーオーバーになってしまうことも…まずは一週間、職場で食べたメニューを書き出してみてください。そしてご自身で見直してみましょう。すると必然的に見直すべき項目が見つかるはずです。

こんな観点でチェック!

・栄養バランスは取れていますか?
・必要な量を食べていますか?
・メニューが偏っていませんか?
・糖分や塩分を取りすぎていませんか?

あまりに酷いならば、ご自身で食生活を考え直す時期にきていると自覚すべきです。献立を考えた、簡単なお弁当など作ってみてはいかがでしょうか? 意外に気分の良いものですよ♪

◆食事のバランスは本当に大切です
 → あなたは塩分を取りすぎていませんか?
 → 糖分に関わるあなたの知らない真実

喫煙のルールが緩い

煙草イメージ全面禁煙化を進める大企業が現れたり、街も全面禁煙化が叫ばれる時代になり、喫煙者には厳しい時代になりました。しかしそれでもある一定の企業では喫煙のルールに関して寛大であったりします。喫煙の不健康は今さら説明する意味もありませんが、残念なことに喫煙者が近くにいるだけでも人間は害を受けることが分かっています(こちらも割愛)。「未だ自由喫煙が認められている環境に身を置いている」「不健康な環境にいる」というのを自覚することが大切です。

離職率が高い

疲れた女性ご存知かと思いますが、離職率は健康を語る上でかなり重要なポイントです。病気や環境が原因による離職は健康プログラム上マイナスに割り当てられており(※1)、この値が高いほど人の健康にとってマイナスであることは確実です。

離職の理由は負の要因であることが多く、中でも歳を重ねれば重ねるほど健康上の理由は大きくなります。最近では若い世代でも精神疾患などを理由に離職する割合が増えており、異常な離職率は不健康を示すポイントとして見逃すことはできません。

ご自身の健康を考えるならば、通っている、もしくはこれから通われる職場の離職率を調べてみると、これからの身の振り方(健康的な行動)を考える指針になるかもしれませんね。

周囲に太っている人が多い

体重を量る女性職場を見渡してみてください。なんとなくふっくらした方が多かったりしませんか?
面白いことに、ごく狭い範囲で肥満は伝染するかもしれないということが分かっています。大企業ならまだしも、もし中小企業や小規模な会社に勤めているというあなた。そうなると人間関係も密接になりますし、何より距離感は確実に縮まります。すると困りました、太る条件が揃ってしまいます。肥満は病気の総合商社です。成人病を始めとした様々な疾患を引き起こします。そして太った方が多い環境というのは、往々にして不健康な集団になりがちということ。あなたも知らぬうちに不健康のループに陥ることになるのです。残念です。

ですからそんな環境に身を置くあなたは、他人より率先して動く、もしくは周囲を巻き込んで健康的な行動を取る必要があります。極めて狭い範囲ならば肥満は伝染します。のほほんとしていると、知らぬうちにあなたも取り込まれてしまいますよ?

◆健康には噂がつきものです
 → 太った人が近くにいると太る!?

社員の数が少ない

歯車イメージ「社員が少ないのが不健康?」と思う方もいるかと思いますが、実は大きなポイントです。こちらは日本だけでなく海外でも同じなんですが、平均的に社員50人以下の企業になるにつれ健康増進のプログラム実行率(健康的になろうという運動の類ですね♪)が下がることが分かっています(※2)。実際ほとんどの皆さん(中小企業白書によれば全体の3/4強)が該当するのですが、何もないというのは大企業から見れば「え、そんなこともやってないの?」と思われるということです。ですからほとんどの皆さんは、会社に頼らず自ら率先して健康になる取り組みを行う必要があるということ。

気にしていますか?

・ちゃんと運動していますか?
・職場環境に満足していますか?

職場に期待できない限り、まずは自分が動かなければなりません。知らなかったならば自覚することから健康は始まります。今日から健康の一歩を踏み出しましょう♪

◆まずは簡単な運動から始めてみませんか?
 → ウォーキングの健康効果を知ろう!
 → 会社帰りに水泳などいかがでしょう?

職場関係の通気性が低い

ダメ!世間によく聞くワンマンタイプの企業にありがちなこんな話。

「本日より○○を始めることにしました」

というトップダウン型の勝手な話。社員の意見は聞かず、トップの裁量のみで方向性を決める職場にいる方は注意が必要です。

「でも大丈夫、今回は社員が健康になるためのルールだから!」

こんな勝手な意見が聞こえてきそうですが、残念ながら意味がありません面白いことに、組織の健康メリットはトップダウンでは成り立たず、幹部以下社員の期待に沿う形でなければ本質的な役割を果たさないことが分かっています(※3)。半ば強引に取り決めた行為が無駄なことは明らかです。意見の言えない職場にお困りのあなた、一度ご自身の環境を考えてみるのも有りかもしれませんよ!

職場が遠い

自転車イメージ意外に見落としがちなポイントが職場の場所です。実は通勤時間が長くなるたびに人間は不健康になることが分かっています。具体的に言うと、通勤時間が1時間を超えるごとに6%もの健康リスクを抱えることになり、睡眠の時間も15分消失することが分かっています。庭付き一戸建てのため郊外に自宅を購入するのは分かります。しかし何かを犠牲にしている自覚だけは持つことが重要です。

◆他にもこんな健康懸念が?
 → 通勤はストレスの温床である!

職場安全度が低い

嘘ばかりつく人こちらは説明不要だと思いますが、危険を伴う仕事や健康懸念が疑われる環境での仕事において、安全度が低いのは問題外です。危険物の取り扱いや炎天下での仕事、物理的危険の多い職場や、最近では原発作業員など種類は様々です。これらは職場で働くあなただけでは変えられない部分も多く、劣悪な環境で働き続けるのは個人の裁量とも言えます。環境改善を訴えるか、それとも職場を変えるか。身の振り方をすぐにでも見直すべきかもしれません

職場の不健康ポイントまとめ

いかがでしたか?
きっと皆さんにも身に覚えがある点があったかと思います。それらはあなたの健康にとって大きな影響を及ぼします。あまり軽く考えず、自ら率先して改善していくことが重要です。多くの企業は、あなたの健康まで管理してくれません。自分の体調は自分で守るのが基本です。甘えちゃダメですよ♪

と、こんなことを言っていると「別に健康なんてそれほど気にする必要ない」という方がいるかと思います。最後ですがこんなデータを。

職場の健康促進行動は確実に企業の業務改善に効果があることが分かっています。その効果、実に138%(※4)。なかなかの費用対効果だと思いませんか?

日本だけでなく、主要国の多くが高齢化社会を迎えるこれからの未来。健康に過ごすことがいかに重要か、身にしみる日が来るのももうすぐかもしれませんよ。今からしっかり準備しておきましょう!

健康は意識から!
あなたも今日から健康、はじめてみませんか?

参考文献



※1 ):Baxter, S., Campbell, S., Sanderson, K., Cazaly, C., Venn, A., Owen, C., & Palmer, A. J. (2015). Development of the Workplace Health Savings Calculator: a practical tool to measure economic impact from reduced absenteeism and staff turnover in workplace health promotion. BMC research notes, 8(1), 457. (LINK)
※2 ):Meador, A., Lang, J. E., Davis, W. D., Jones-Jack, N. H., Mukhtar, Q., Lu, H., … & Molloy, M. E. (2016). Peer Reviewed: Comparing 2 National Organization-Level Workplace Health Promotion and Improvement Tools, 2013-2015. Preventing chronic disease, 13. (LINK)
※3 ):Marsh, G., Lewis, V., Macmillan, J., & Gruszin, S. (2018). Workplace wellness: industry associations are well placed and some are ready to take a more active role in workplace health. BMC health services research, 18(1), 565. (LINK)
※4 ):Baxter, S., Sanderson, K., Venn, A. J., Blizzard, C. L., & Palmer, A. J. (2014). The relationship between return on investment and quality of study methodology in workplace health promotion programs. American Journal of Health Promotion, 28(6), 347-363. (LINK)