ついに開幕ワールドカップ! 改めて知っておきたいサッカーと健康の関係6選!

2018年6月18日運動サッカー, ダイエット, 運動, 運動不足運動, ダイエット, 運動, 運動不足

ゴールキックイメージサッカーワールドカップと言えば、世界中の人々が最も熱狂するスポーツイベントとして有名です。その視聴者数はオリンピックすら凌ぐと言われていて、今や4年に一度のお祭りとして日本でも多くの人が待ち望むイベントとなっています。ということで、今回はそんなサッカーと健康というテーマについてご紹介してみたいと思います。

サッカーと健康は関係あるの?

サッカー観戦イメージ想像していただければ分かりますが、サッカーは怪我の多いスポーツです。接触や転倒、頭部への衝撃、急な筋肉系統の痛みや急な動きによる心臓への負担など、歳を取ってからハードに始めるスポーツとしてあまりオススメできません。そのため30代から始めるスポーツとして紹介はいたしませんが、汗を流す運動程度に楽しむのならば本当に面白いスポーツです。同じように沢山の健康効果も発表されていますので、この機会に始めてみるのもまた一興ですよ♪ ここで紹介するサッカーの健康効果は6つ。メリットよりデメリットが多く発表されていることで有名なスポーツではあります(汗)が、こんな効果もあるんだと知ることは重要です。

サッカーの健康機能6つのポイント!

1.心臓血管の健康状態改善
2.代謝機能の改善
3.コレステロール値の改善
4.骨密度の改善
5.心肺機能の向上
6.体のバランスが良くなる
ex.でもデメリットも数え切れません…

心臓血管の健康状態改善

鼓動のイメージ図サッカーの健康を語る上で最も多く言われているのが心臓血管、血圧機能の改善です。これはサッカーだけでなく運動全般に言われていることでもありますが、サッカーは短期的な運動で結果が出ることが分かっています。6ヶ月のサッカートレーニングによる血圧や心機能への影響を調査したところ、日頃サッカーをしていない一般の方々でも心臓血管や血圧に良い影響が出たそうで、年齢を問わず効果が期待できそうです(※1)。50~70歳の糖尿病の方を対象にした調査結果でも同じ結果が出ていますから、どうやら対象は全ての人と言えそうです(※2)

また12週でのちょっと強めのサッカートレーニングを行った場合も同じような結果が出たとか。早めに結果を出したいならば強度が必要ですが、日頃運動をしていない方は怪我のリスクが伴います。充分に気をつけ楽しんでくださいね♪

【心臓血管にはまだまだこんな影響も!?】
 → 心臓血管の健康改善には温度管理も重要!
 → 糖分の取りすぎも心臓には悪い!
 → 塩分も糖分と同じくらい心臓に悪い!

代謝機能の改善

自分を追い込む女性イメージ近年、ダイエットにおいて非常に重要な項目が体の代謝だと言われています。運動不足や筋力の落ちた体は、自然と代謝が落ち、痩せにくい体になってしまいます。しかし、サッカートレーニングを行うことによって体の代謝機能が改善することが分かっています。こちらはマレーシア科学大学の発表した児童のフットサルを対象にした代謝機能改善に関する調査結果ですが、週に1、2回のサッカートレーニングを12週継続したところ、心拍数、体脂肪、最大酸素摂取量などが向上したのだとか(※3)。当然ながら、その強度が増すほど結果も良くなるようで、心臓血管とともに代謝も良くなるようです。ただこれら運動だけだと体重は減らないようですので、ダイエットが目的の方は食事や生活習慣にも気をつけましょうと付け加えておきます♪ 他の実験でも脂肪が減り筋肉量が増えることが言われています。カロリーの消費量もドンドン増えることでしょう!

【でもその前に…】
 → まずは自分の代謝機能を知ろう!

コレステロール値の改善

OKサインを出す医師こちらはサッカー未経験の女性を対象にした実験結果(※4)ですが、8週間のサッカー練習に参加した結果、総コレステロール(LDL,HDL)トリグリセリド、コレステロール比など、全ての項目が有意に低下したことを発表しています。もちろん注目すべき点は、サッカー未経験の女性であること。これはおおよそ誰であってもコレステロール値の改善が見られることを意味していて、しっかりとしたサッカートレーニングの効果を物語っていますよね♪ またこの結果は、8週間のエアロビクス運動と比較しても有意な効果だったとされていて、一人で行うエアロビクスに比べ、サッカーをすることによる楽しさも付加されるのでメリットは多いかもしれません。

【コレステロール値の改善にはこんな方法も!?】
 → カシューナッツがコレステロール値を下げる!?

骨密度の改善

治療するイメージ運動強度から考えても当然といえば当然なのですが、サッカー経験者は男女問わず骨密度が高いことでも知られています。これは運動経験の少ない一般の方とサッカー経験者の骨密度を比較した結果なのですが、年齢を問わず骨密度が有意に高いだけでなく、生涯活動のメリットを証明しているとまで結論付けています。しかも重要なのは、10~30代でサッカーを経験している人ほど骨密度が高いということ(こちらも当然と言えば当然ですが^^;)。骨を気にするのは30代までが勝負であることを如実に示しています(※5)。ただ30代を過ぎてからも骨密度は改善できます。8ヶ月のサッカートレーニングにより骨密度が改善したという実験結果も幾つか発表されているため(※6)、簡単に諦めるのは厳禁です♪ 歳をとってからではなく、若いうちから意識する。健康はココが大きなポイントですよ!

【骨についてコチラでもう少し勉強してみよう!】
 → なめちゃいけない骨のリスク! 骨は不健康の始まりです

心肺機能の向上

ランニングするランナーボールを追いかけ走るのですから、当然心肺機能は面白いほど向上します。平均16歳のサッカー選手と、運動をほとんどしていない青年の体力を比較した結果、心拍数、知覚運動速度などなど、体力面の値が著しく高かったことが分かっています(※7)。大人と違い、体ができる前の段階ですら心肺機能の違いは明らかです。また40歳くらいの日頃運動不足気味な女性を対象にサッカートレーニングの効果を調べた結果、15週のトレーニングで持久力レベルが向上したことも分かっています(※8)。年齢や性別を問わず、体は丈夫になり、死亡率も低下する。なんとも素晴らしいじゃありませんか♪

【心肺機能は運動だけじゃありません!】
 → 口呼吸してるだけで心肺機能が下がるんですよ?

体のバランスが良くなる

健康そうな女性こちらは運動不足の男性を対象にした姿勢やバランスに関するサッカーの効果を調査した実験結果なのですが、12週間のサッカートレーニングとインターバル走(俗に言う「ダッシュ→流す」を交互に行う走り込み運動)を行ったところ、姿勢感覚運動機能が大きく改善したのだとか(※9)。下半身だけでなく全身の筋力や運動機能が改善され、体幹機能まで改善されているのだろうと想像しますが、どちらにしても衰えた体のバランスを整えるには効果が大きいと言えそうです。急激なトレーニングは体に負担が大きいですから、自信がある方にだけオススメの方法です

【バランス感覚を養うためには他にどんな方法が?】
 → バランス感覚にはストレッチも重要ですよ♪

ex.でもデメリットも数え切れません…

デメリットイメージ図ただし最後に補足。サッカーは健康的なメリットだけでなく、大量のデメリットが確実に存在するスポーツです。観戦するのもプレイするのも確かに楽しいですが、健康という観点に立ってしまうと微妙なのも事実。難しいところです。

具体的に例に出してデメリットを挙げてみても、歯科外傷、筋損傷、若年性の怪我、脳震盪、脳神経異常、膝を始めとする関節異常、腰痛、靭帯損傷などなどキリがありません。18年ワールドカップにも出場しているスウェーデンのサッカー選手を対象にした怪我の調査で、65%(最大91%)以上の選手が年に1度以上の怪我をしていることが分かっています(※10)。心肺能力や持久力は確実に向上する代わりに、多くの健康リスクを自覚することも重要です。

ちなみにですが、サッカーは引退後の肥満率がとんでもないことでも有名です。引退後12kg以上体重が増える人がほとんどで、プロアマ問わず、ほぼ全ての人がサッカーを離れるとともに太ります(※11)。しかも食生活がメチャクチャで、寝る直前に食べる頻度が8倍も増すんですって。有名なところでは、現役当時天才と呼ばれた元ガンバ大阪の磯貝さんや、元ブラジル代表のロナウドさんなどは、今やポンポンのお腹になってしまいました。大事なのは運動をやめないこと。本当に重要です!

運動はサッカーだけではありません。
よろしければオススメの運動もご覧ください♪
 → 体に負担の少ない水泳はいかがでしょう?
 → 優雅に乗馬なんてのもオツですよ♪
 → ゴルフはウォーキングのスポーツだ!

サッカーの健康まとめ

全世界がワールドカップに湧いています。これを機会にアナタもサッカーを楽しんでみませんか? きっと最高の時間が待っていますよ♪

最後にちょっとだけ。
サッカーは楽しみながら観戦するだけでも健康になれるんですよ。

よろしければ、こちらを読んでみてね♪
 → サッカーワールドカップを見て感情を爆発させよう!

健康は意識から!
あなたも今日から健康、はじめてみませんか?

参考文献


※1) :Krustrup, P., Randers, M. B., Andersen, L. J., Jackman, S. R., Bangsbo, J., & Hansen, P. R. (2013). Soccer improves fitness and attenuates cardiovascular risk factors in hypertensive men. Medicine & Science in Sports & Exercise, 45(3), 553-561.
※2) :Skoradal, M. B., Weihe, P., Patursson, P., Mortensen, J., Connolly, L., Krustrup, P., & Mohr, M. (2018). Football training improves metabolic and cardiovascular health status in 55‐to 70‐year‐old women and men with prediabetes. Scandinavian journal of medicine & science in sports.
※3) :Azman, N., Mohamed, N. G., Aziz, A. R., Farah, N., & Che, A. M. (2018). The effectiveness of futsal as a game-simulated exercise for promoting weight loss and metabolic health in overweight/obese men. Malaysian Journal of Public Health Medicine, 2018(Specialissue1), 174-182.
※4) :Ortiz, J. G., da Silva, J. F., Carminatti, L. J., Guglielmo, L. G., & Diefenthaeler, F. (2018). Effect of 8 Weeks Soccer Training on Health and Physical Performance in Untrained Women. Journal of sports science & medicine, 17(1), 17.
※5) :Tenforde, A. S., & Fredericson, M. (2011). Influence of sports participation on bone health in the young athlete: a review of the literature. PM&R, 3(9), 861-867.
※6) :Ferry, B., Lespessailles, E., Rochcongar, P., Duclos, M., & Courteix, D. (2013). Bone health during late adolescence: effects of an 8-month training program on bone geometry in female athletes. Joint Bone Spine, 80(1), 57-63.
※7) :Hammami, A., Randers, M. B., Kasmi, S., Razgallah, M., Tabka, Z., Chamari, K., & Bouhlel, E. (2018). Effects of soccer training on health-related physical fitness measures in male adolescents. Journal of Sport and Health Science.
※8) :Mohr, M., Lindenskov, A., Holm, P. M., Nielsen, H. P., Mortensen, J., Weihe, P., & Krustrup, P. (2014). Football training improves cardiovascular health profile in sedentary, premenopausal hypertensive women. Scandinavian journal of medicine & science in sports, 24(S1), 36-42.
※9) :Jakobsen, M. D., Sundstrup, E., Krustrup, P., & Aagaard, P. (2011). The effect of recreational soccer training and running on postural balance in untrained men. European journal of applied physiology, 111(3), 521-530.
※10) :Ivarsson, A., & Johnson, U. (2010). Psychological factors as predictors of injuries among senior soccer players. A prospective study. Journal of sports science & medicine, 9(2), 347.
※11) :Panayiotoglou, A., Grammatikopoulou, M. G., Maraki, M. I., Chourdakis, M., Gkiouras, K., Theodoridis, X., … & Hassapidou, M. N. (2017). Metabolic syndrome in retired soccer players: A pilot study. Obesity Medicine, 8, 15-22.