【最新運動ニュース2018年春版 】早死したくなければ速く歩け!? 運動にまつわる健康の話7選!

2018年5月4日健康コラム, 運動偏頭痛, 健康, 健康コラム, 摂食障害, 早歩き, 運動, 長生き健康コラム, 運動, 健康コラム, 摂食障害, 早歩き, 運動, 長生き

ウォーキングイメージ

「早死したくなければ早歩きしろ」
何とまあ、なかなか不躾な言葉です。しかしそこに事実があるとすれば、知らないわけにはいきません。ということで今回は、最近発表された、運動にまつわる健康の話題について触れてみたいと思います。

運動と健康にまつわる話題が満載!

想像する子供たち

18年も約1/3が終わり、運動に関する情報もまた次々と蓄積されています。18年度は運動の強度や頻度にまつわる内容が多く見受けられ、なかなか興味深いものも多く面白いです。運動がいかに健康にとって重要か、改めて確認していただければと思います♪

紹介するのはそんな中でも特に気になるものばかり。項目は7つ。冒頭にも書きましたが、どうやら歩くだけをとっても色々とあるみたいです。ただゆっくり散歩しているそこのアナタ。もしかすると、考え直す必要があるかもしれませんよ!

7つのポイント!

1.長生きには早歩きが必須!?
2.偏頭痛には持久的な運動が効く
3.有酸素運動は摂食障害にも有効!
4.たばこを吸いたくなったら運動しろ!
5.心が疲れる前に運動を…
6.運動は目にも良い!
7.週に2時間半以上の運動を!

長生きには早歩きが必須!?

ランニングするランナー

それでは改めて。

「早死したくなければ早歩きしろ」

脅しのように何度も書きますが、どうやらこれは事実のようです。高齢者の歩行速度や運動強度などを調査した結果、歳を取れば取るほど、歩く速度が死亡リスクと比例しているという結果が。簡単に言い直すと、「歳をとっても速く歩ける人・歩いている人ほど長生き」ということ(※1)。それは当然だろと言われますが、実は当然ではありません。

人間の体力は30代を境に急激に落ちていきます。意識的に筋力を保持していかなければ、歳をとってから速く歩くことなど不可能なのです。これまた簡単に言い換えれば、「若くから速く歩く習慣をつけておかないと、歳をとってからなんか無理」ということ。運動不足のお父さんお母さん。言っている意味が分かりますか? 「歳をとってからでは難しい = 今すぐにでも始めなければいけない」ということです。低強度でも死亡リスクは下がりますが、どうせですからもう少し負荷を与えてみませんか。少しだけ意識して速く歩いてみる努力が、アナタに健康を与えてくれるかも知れませんよ♪

また最近では、大きな病気に掛かった時なども、少しだけ負荷の大きい運動が重要とされています。運動がどんな薬よりも重要と言われる日は近いかもしれません♪

偏頭痛には持久的な運動が効く

悩むサラリーマン

長らく偏頭痛に悩まされている方も多いかと思います。そんなアナタに朗報です。どうやら有酸素運動は、偏頭痛の軽減に役立つそうです。

偏頭痛を持つ方を対象に行なった調査の結果、全体としてかなりの有益な効果が見込まれたと結論付けています(※2)。しかも高強度なインターバルトレーニングを行った時には、軽い運動を行った人達と比べ89%も効果が高かったのだとか。こちらは「週に2度、12週間」運動を続けた場合の結果で、少しハードなインターバルトレーニングを行ってみると、偏頭痛の改善に役立つかもしれません。ただ残念ながら運動のプログラムに関しては、まだ確立がされていないようですから、トレーニングジムなどで、自分専用のトレーニングメニューを相談してみると良いかもしれません。

有酸素運動は摂食障害にも有効!

ランニングする男性達

食事が満足に行えない。それはとても辛いことです。満足に体を動かす元気もなくなってしまう…。ですが、それではいけません。まずは体を動かすことから始めてみましょう。摂食障害を持つ患者さんを対象に行なった調査の結果、従来の治療に加え6ヶ月間の有酸素運動訓練を行った方達は、そうでない方達と比べ、食事や体に良い影響が見られたのだそう(※3)。普通に治療を受けるよりも大きな効果が見られたというのだから驚きです。やはり「辛いからと言って動かないのはダメ」というのを如実に表しています。健康にとって甘えは最大の敵、ということでしょうね♪

たばこを吸いたくなったら運動しろ!

タバコ屋の看板

そろそろたばこを止めたいと本気で考えているアナタ。そんなアナタにこそ、運動が重要です。喫煙している男女を対象に行なった調査の結果、少し強めの運動を行うとたばこを吸いたい欲が激減するのだとか(※4)。この結果は男女とも(男性の方がより効果があるそう!)に言えるそうで、なかなか面白い結果だと思います。しかも付け加えると、禁断症状が出るほどの状態であっても同じような結果が出るということなので、本当に禁煙を成功させたいと思う方には朗報ですよね♪

たばこの悪影響もよろしければどうぞ↓

→ 喫煙が与える悪影響は肺だけじゃない!? たばこが運動や体に及ぼすデメリット!

心が疲れる前に運動を…

困った子犬

18年に入ってからここ数ヶ月、運動とメンタルヘルス関連についての報告がこれまで以上に沢山発表されています。中でも多く見られるのが、うつや精神的疾患を患ってしまう方の多くが運動不足であるという点を指摘したもの(※5)。しかも、より客観的に見て運動不足と思われる人ほど、メンタル面に問題を抱えがちなのだとか。

アナタの隣にも、精神的に疲れている人や、いつもカリカリしているような人がいませんか。どうでしょう、この際、一緒に運動でもしてみませんか? 体を動かすと、人は心が豊かになります。ずっと鬱々とパソコンの前に座っていても、良い仕事などできませんよ♪

ちなみにですが、上にも書きましたが『たばことお酒』は運動プログラムに悪影響を与えることが分かっています。運動をすると決めたからには、たばことお酒もやめてみませんか?

運動は目にも良い!

眼鏡をした女性

運動が目にも良いことはご存知ですか?
年をとると緑内障や白内障などで、視力の低下を起こすことがありますが、運動は緑内障の進行を遅らせるかもしれません。どうやら運動をすることは、視神経の保護になり得る可能性があるとされているそうで、心理的な側面からも緑内障患者さんにはプラスの効果があるのだとか(※6)。やはり運動は百薬の長。お酒などとはレベルが違います。

お酒の不健康な効果はこちらをどうぞ↓

→ アルコールは睡眠の大敵!? 眠りに重要なお酒の話
→ お酒は運動に影響するの? 健康と運動にまつわるアルコールの話

週に2時間半以上の運動を!

ヨガイメージ図

少々面白い調査結果が。いわゆる動脈硬化を防ぐとして有名になった善玉コレステロール。このHDLの値が「週に二時間半以上の運動」をしたかどうかで随分と差が出るようです(※7)。値は運動の時間で変わるようで、二時間半を下回った値ではあまり変化がないのだとか。簡単に言い換えれば、1日30分の運動でも動脈硬化を防ぐために効果があるということ。
運動不足の方に私が推奨しているのも、毎日30分のウォーキング運動です。まずは歩くことから始めてみませんか?

→ 運動したのに眠れなくて不健康!? 間違った運動は睡眠に効果なし!
→ 「歩き」がもたらす健康効果。今一度ウォーキングについて考えてみよう!

まとめ

運動はどんな薬よりも有効な治療法と言われています。毎日鬱屈とした動かない生活を続けるよりも、たまには外に出て運動してみるのはいかがでしょう?

当ブログでは30歳から始めるスポーツを特集しています。よろしければ、アナタも運動を始めてみませんか?

→ 30代から始める運動のススメ!!

健康は意識から!
あなたも今日から健康、はじめてみませんか?

参考文献


※1) :Hsu, B., Merom, D., Blyth, F. M., Naganathan, V., Hirani, V., Le Couteur, D. G., … & Cumming, R. G. (2017). Total Physical Activity, Exercise Intensity, and Walking Speed as Predictors of All-Cause and Cause-Specific Mortality Over 7 Years in Older Men: The Concord Health and Aging in Men Project. Journal of the American Medical Directors Association.
※2) :Hanssen, H., Minghetti, A., Magon, S., Rossmeissl, A., Rasenack, M., Papadopoulou, A., … & Donath, L. (2018). Effects of different endurance exercise modalities on migraine days and cerebrovascular health in episodic migraineurs: A randomized controlled trial. Scandinavian journal of medicine & science in sports, 28(3), 1103-1112.
※3) :Galasso, L., Montaruli, A., Bruno, E., Pesenti, C., Erzegovesi, S., Cè, E., … & Esposito, F. (2018). Aerobic exercise training improves physical performance of patients with binge-eating disorder. Sport Sciences for Health, 14(1), 47-51.
※4) :Allen, A. M., Abdelwahab, N. M., Carlson, S., Bosch, T. A., Eberly, L. E., & Okuyemi, K. (2018). Effect of brief exercise on urges to smoke in men and women smokers. Addictive behaviors, 77, 34-37.
※5) :Korge, J., & Nunan, D. (2018). Higher participation in physical activity is associated with less use of inpatient mental health services: A cross-sectional study. Psychiatry research, 259, 550-553.
※6) :Zhu, M. M., Lai, J. S. M., Choy, B. N. K., Shum, J. W. H., Lo, A. C. Y., Ng, A. L. K., … & So, K. F. (2018). Physical exercise and glaucoma: a review on the roles of physical exercise on intraocular pressure control, ocular blood flow regulation, neuroprotection and glaucoma‐related mental health. Acta ophthalmologica.
※7) :Jan, C. F., Chang, H. C., Tantoh, D. M., Chen, P. H., Liu, W. H., Huang, J. Y., … & Liaw, Y. P. (2018). Duration-response association between exercise and HDL in both male and female Taiwanese adults aged 40 years and above. Oncotarget, 9(2), 2120.