あくびの原因は眠気だけじゃない!? あなたのあくび、本当に健康的ですか?

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あくびする子猫

寝不足の翌日、お仕事中や授業中、家事の合間にバイト中と、大きなあくびをしていませんか? しかも何回も。実は近年、あくびには睡眠欲以外の原因があるのではと言われています。アナタがただの寝不足だと思ってる、そのあくび。実は全く別の原因かもしれませんよ?
ということで、今回はあくびに関する健康の話をしてみたいと思います。

人間があくびをする理由は?

疲れた女性

人があくびをする理由は様々です。Wikipediaを参考に書き出してみましょう。

あくび(欠伸)は、眠たいときなどに不随意に(反射的に)起こる、大きく口を開けて深く息を吸う呼吸動作である。あくびが出やすいのは、覚醒と睡眠の境界から覚醒に向かうときである。具体的には以下のようなときに起こる。

・眠たいとき。過度に疲れているとき
・退屈なとき
・極度の緊張状態
・寝起き

ただWikipediaの中で、こうも書かれています。

あくびが発生する原因や生物学的意義は、現時点では未解明である。

何とも驚くことに、原因や意義は未解明であると明記されています。説として幾つか挙げられていますが、そのどれもが未解明。これまで幾千もの研究が重ねられている現代でも分からないんですから面白いです。そんなあくびですが、前述したとおり、実は様々な理由が言われ始めています。ここではその一例を紹介してみたいと思います。項目は6つ+α。もし当てはまる方がいらっしゃれば、もしかするとアナタのあくびは特殊かも!?

1.頻繁なあくびは体温調節機能の低下かもしれない
2.薬による副作用であくびが起こる!?
3.あくびをすると脳が興奮状態になる!?
4.部屋の温度を変えるとあくびは起きない
5.脂肪を取りすぎるとあくびが出る!?
6.頻繁なあくびの裏には病気が隠れている!?
ex.あくびのしすぎはアゴを痛める

頻繁なあくびは体温調節機能の低下かもしれない

寒がる女性

ここ10年ほどで言われるようになったあくびの機能の一つが、体や脳の温度を下げるためというもの。妊娠・出産を終えた女性や、更年期などで上がってしまった体温を調節するため、体の防御機能としてあくびをしているという可能性が、幾つかの調査(これこれ等)で言われています。あくびをいわゆる冷却機能としてまで外気を取り入れなければならないのは少々問題です。前にも書いたとおり、未だ確実な情報ではありませんが、眠くもないのに起こるあくびは、脳や体が本能的に暑がっているのかもしれません。

 

薬による副作用であくびが起こる!?

サプリメントイメージ図

新しい病気が明らかになるたび、新薬は増え続けていきます。しかしそれら薬を使うことによる副作用が、全て分かっている訳ではありません。中でも一部のお薬の中には、睡魔でなくあくびを誘発するものがあることが分かっています。

一般的に言われているのが不安障害やうつに用いられる抗うつ薬。セロトニンにまつわる働きをするお薬を飲んだ時、過度なあくびが起こることがあると幾つも発表されています。お薬を飲んだ時に、もし必要以上にあくびが出るようならば、処方したお医者さんにご相談を。
(参考:Intractable Yawning and Fluoxetine、Venlafaxine and Excessive Yawning: Is There Any Link?)

 

あくびをすると脳が興奮状態になる!?

ガッツポーズする女性

あくびには脳を興奮させる機能があるのをご存知でしょうか。人は眠さをごまかすためにカフェインの入ったコーヒーなどを飲みますが、実はそれと同じくらいの効果があくびにはあります。逆に言うと、頻繁にあくびが出るのは、あくびをしなければ脳の機能を保てないというほど疲れている、もしくは退屈ということ。問題なのは前者で、脳はアナタに休息を求めています。そんな状態で仕事や運動を行ったところで、満足な結果は得られません。ゆっくりと脳を休ませるのが重要です。(参考:The yawn of time)

 

部屋の温度を変えるとあくびは起きない

温泉に入るお猿さん

脳や体の温度が上がってしまったからあくびが出る。そう最初に説明しました。しかし逆を言うと、周囲の温度を下げてやればあくびは起きないということです。周囲の温度に伴うあくびの起き方を調査した結果によると、どうやらこれは事実のよう。温かい部屋でぬくぬくしていたり、熱中症などで熱が上がった時などに、あくびが出るのは当然なのかもしれません。

 

脂肪を取りすぎるとあくびが出る!?

ハンバーガーのイメージ図

食事をした後は眠たくなると良く聞きますが、それはあくびも同じかもしれません。
ラットを対象に行われた実験で高脂肪食を食べさせたところ、高脂肪なものを食べたラットほどあくびの数が増したのだとか。お昼にお腹いっぱい脂肪たっぷりの料理を食べた後、急激なあくびに襲われるのは、ある意味必然なのかもしれません。ともすると、もしかして食後に眠くなるというのはあくびが原因の脳の誤動作? などと思ってしまいます。もしそうなら面白いですよね♪

 

頻繁なあくびの裏には病気が隠れている!?

お腹を押さえる男性

睡眠欲、脳の温度調節の他に、あくびの原因と言われるものがあります。それが神経症が関わった病気の場合です。脳炎、脳脊髄炎、低酸素症、総合失調症、うつ病、更年期などのホルモン異常、胃や胆道の疾患などなど、あくびを伴う病気は幾つもあると言われています。疲れてもいない、眠気もない、熱くもない、なのにあくびが沢山出る。そんなアナタには、もしかするとどこかに病魔が迫っているのかもしれません。日頃から体のケアを怠らず、しっかりと健康を意識することが重要です。気になればお医者さんにご相談を!

 

あくびのしすぎはアゴを痛める

口を開ける女性イメージ

最後にあくびのしすぎで起こる疾患を。あくびはアゴを痛める大きな原因の一つであると昔から言われています。症状が酷い人になると、手術や通院が必要になることもあり、注意が必要です。
「あくびでアゴを痛めるやつなんているかよ…」とお思いのアナタ。実はあくびによるアゴの亜脱臼の症例は非常に多く、50歳を超えたあたりから急激に患者さんの数が増えることで知られています。一度痛めてしまうと、なかなか治らないことでも知られており、日頃から気をつけるのも重要です。たかがあくび、されどあくび。舐めていると痛い目をみますよ!(参考:Hazard of yawning)

まとめ

今回は身近なあくびについて触れてみました。まだまだ謎多き人体行動ですが、あくびにはまだまだきっと新しい健康効果が隠れています。これからも注意深く見守っていきたいと思います♪

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