スッキリのどごし! ウーロン茶のあまり知らない健康効果5選

2017年12月28日食事ウーロン茶, お茶, 緑茶食事, お茶, 緑茶

ウーロン茶イメージ

脂肪が気になる皆さん。最近、烏龍(ウーロン)茶、飲んでいますか?
脂肪の吸収を抑えるという名文句から、食事に合わせて飲んでいる方も多いかと思います。今回は皆様があまり知らない烏龍茶の健康効果について触れてみたいと思います。

緑茶に負けない! 烏龍茶の健康効果

最近では日本でも一般的になった烏龍茶。そもそもは緑茶と同じ茶葉を使っていますが、発行の度合いによってお茶の種類が変わるのはあまりに有名です。Wikipedia的に言えば、

中国茶のうち青茶(せいちゃ、あおちゃ)に分類され、茶葉の発酵途中で加熱することで発酵を止めた半発酵茶である。

となります。ちなみに緑茶は不発酵茶、紅茶は完全発酵茶です。以前触れました緑茶との違いは、この発酵度によるということです。よろしければ、まずこちらもご覧ください。

緑茶でも触れましたが、お茶を飲む国が長寿であることは広く知られています。ならば紅茶や烏龍茶にも健康効果があるに決まっています。16年度のデータとなりますが、平均寿命の第一位となった香港などでも飲まれることの多い烏龍茶にはどんな効果があるのか。今回はあまり聞いたことのない効果5つを紹介してみましょう。

1.心臓の保護効果がある
2.腸内環境の構造を変化させる
3.認知症のリスクを下げる
4.口腔ガンのリスクを下げる?
5.肝細胞癌に効果がある?

心臓の保護効果がある

鼓動のイメージ図

お茶の中でも高いレベルのカテキンを含む烏龍茶は、心臓血管の疾患による死亡率を下げるそうです。心筋細胞の低酸素負荷を助けたり、心臓病や心臓肥大の治療に効果が見られるようで、心臓や心筋に関する保護効果が沢山発表されています(※1,2)。脂肪吸収ばかりが取り沙汰されますが、少し体が疲れてきたお父さんお母さんは心臓に負担がかかる場面も増えるはず。そんな時は意識して温かい烏龍茶などいかがでしょうか♪

腸内環境の構造を変化させる

お腹を擦る女性

「烏龍茶は肥満に効く」と言われますが、その直接的な要因はまだ完全に解明されたわけではありません。烏龍茶の主な原産国として有名な中国では、その烏龍茶の有用性について日々発表が行われています。最近では福州大学などが発表した腸内調整の話などは興味深くて、烏龍茶を始めとするお茶が腸内細菌に及ぼす影響を言っていて、肥満に関連するメカニズムについて言及しています。
烏龍茶に含まれるフェノール酸、フラバノール、フラボノール、アルカロイド、アミノ酸らが、腸内微生物に影響し腸内環境を改善させるのだとか(※3)。ヨーグルトなどで良く聞く話ですが、整腸作用のある食品は、これからもますます発展していきそうです!

認知症のリスクを下げる

疑問のある女性

朗報です。どうやら烏龍茶には認知症の予防効果もあるようです。17年の春に中国天津大学で発表された内容によると、茶の消費量に対し、認知症のリスクが低下するのだそう。一日に100ml、300ml、500mlをそれぞれ飲んだ場合を比べると、6%、19%、500mlに関しては29%もリスクが減少するようで、少々驚きの結果となっています(※4)
ポイント!ただし1点注意点
烏龍茶を含む茶色より濃い色のお茶、いわゆる紅茶や今回扱っている烏龍茶は、緑茶に比べ少々効果が薄いようです。茶葉の色が薄いほど認知症に対する効果は高いようですが、だからといって効果がないことにはなりません。食事や場面によって飲み分けると良いかもしれませんね♪

 

口腔がんのリスクを下げる?

口を開ける女性イメージ

こちらも朗報です。烏龍茶の消費が口腔ガンのリスクを下げるそうです(※5)。特に「喫煙者やお酒を飲む人」が烏龍茶を飲むと効果があるそうで、その量によってさらに効果がみられるかも?とのこと。お茶の消費量が「口腔」から「のど」までのガンリスクを下げる研究結果が多数あることから、どうやら信憑性もありそうです。個人的に言わせれば、タバコやお酒はやめればいいと思いますが、「どっちもやめたくない!」という、わがままなお父さんには有用かもしれません。

この際、タバコとお酒のリスクも合わせて読んでみてはどうでしょうか。


肝細胞癌に効果がある?

OKサインを出す医師

烏龍茶から抽出された物質とポリフェノールを組み合わせたものが肝細胞癌に効くことが明らかになりました。天津大学の発表によると、これらを組み合わせた抗酸化物質がマウスの免疫レベルを上げたのだとか(※6)。烏龍茶と該当するポリフェノールを直接飲むことによる効果は不明ですが、将来的に何らかの形で世に出るかもしれません。楽しみに待ちましょう♪

まとめ

烏龍茶のちょっと珍しい効果を見ていただきましたがいかがでしたか?
緑茶茶葉の発酵度を変えるだけで、これだけの健康効果が現れるんですから面白いですよね。やはりお茶にはまだまだ凄い力が眠っているかもしれませんね♪

健康は意識から!
あなたも今日から健康、はじめてみませんか?

参考文献


※1) :Shibu, M. A., Kuo, C. H., Chen, B. C., Ju, D. T., Chen, R. J., Lai, C. H., … & Huang, C. Y. (2018). Oolong tea prevents cardiomyocyte loss against hypoxia by attenuating p‐JNK mediated hypertrophy and enhancing P‐IGF1R, p‐akt, and p‐Badser136 activity and by fortifying NRF2 antioxidation system. Environmental toxicology, 33(2), 220-233.
※2) :Yeh, Y. L., Tsai, H. I., Cheng, S. M., Pai, P., Ho, T. J., Chen, R. J., … & Huang, C. Y. (2016). Mechanism of Taiwan Mingjian Oolong Tea to inhibit isoproterenol-induced hypertrophy and apoptosis in cardiomyoblasts. The American journal of Chinese medicine, 44(01), 77-86.
※3) :Liu, Z., Chen, Z., Guo, H., He, D., Zhao, H., Wang, Z., … & Ni, L. (2016). The modulatory effect of infusions of green tea, oolong tea, and black tea on gut microbiota in high-fat-induced obese mice. Food & function, 7(12), 4869-4879.
※4) :Liu, X., Du, X., Han, G., & Gao, W. (2017). Association between tea consumption and risk of cognitive disorders: A dose-response meta-analysis of observational studies. Oncotarget, 8(26), 43306.
※5) :Chen, F., He, B. C., Yan, L. J., Liu, F. P., Huang, J. F., Hu, Z. J., … & Cai, L. (2017). Tea consumption and its interactions with tobacco smoking and alcohol drinking on oral cancer in southeast China. European journal of clinical nutrition, 71(4), 481.
※6) :Wang, J., Liu, W., Chen, Z., & Chen, H. (2017). Physicochemical characterization of the oolong tea polysaccharides with high molecular weight and their synergistic effects in combination with polyphenols on hepatocellular carcinoma. Biomedicine & Pharmacotherapy, 90, 160-170.

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Posted by 健康ちゃん